北海道帯広市の一人暮らしにかかる費用の目安

北海道の中でも、農業や畜産業が盛んな帯広市は、新生活を始める人や北海道へ移住してくる人にとって魅力的な場所です。
しかし、一人暮らしに必要な費用はどの程度かかるのでしょうか?
この記事では、帯広市の平均生活費用をもとに、一人暮らしにかかる費用を解説します。

 

一人暮らしの生活費の平均額

2022年において、北海道・東北地方に暮らす34歳以下の一人暮らしにかかる生活費の大まかな内訳は下記のとおりです。

■34歳以下の一人暮らしにかかる生活費の1ヶ月の平均額(2022年 北海道・東北地方)

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2022年)

 

水道光熱費

帯広市では、夏は涼しく、冬は寒いため、光熱費は季節によって大きく変わります。
冬は1ヶ月あたり数千円~1万円程度高騰することが予想されるため、注意しましょう。

 

食費と日用品費

同調査では、単身世帯の1ヵ月の食費は平均3万5168円でした。この食費には、食料品以外にお弁当などの総菜や飲料、外食の費用も含まれています。
物件を選ぶ際には、スーパーやドラッグストアがすぐ近くにあるかどうかもチェックしましょう。

 

交通費

帯広市は広大な市域を有しているため、車があるとないとでは生活スタイルが大きく変わってきます。
特に、帯広市周辺には牧場や農地が広がっており、車があればこれらの地域へのアクセスが可能なため、十勝・帯広を満喫するには車があると大変便利です。
一方で、市内中心部では徒歩や自転車でも移動が可能で、市内循環バスも充実しています。帯広市内のバスの1回運賃は、大人が220円で、定期券を購入すると1ヶ月あたり6,000円程度になります。

帯広市のバスの乗り方について

 

通信費

同調査では、スマートフォンやインターネットの利用料金は、1ヶ月あたり7,000円程度が目安となっています。

 

家賃の相場

帯広市の家賃相場は、1Rタイプで2.8万円前後、~1LDKタイプで4万円前後となっています。駅周辺や市街地に近い場所ほど家賃が高くなる傾向がありますが、交通の便がよく生活に必要な施設が集まっているため、初めての一人暮らしには駅周辺を選ぶのがおすすめです。
帯広市の家賃相場に関するコラムはこちら

 

まとめ

帯広市での一人暮らしにかかる費用をご紹介しました。平均的な生活費用を基準に、月に10万円から12万円程度が必要とされています。水道光熱費や食費、日用品費、交通費、通信費、家具家電の購入費用など、必要な費用が多くなるため、計画的に支出を抑えることが必要です。食材をまとめ買いし、冷凍保存するなどの節約術を取り入れることで、生活費を抑えることができます。北海道へ移住する人や新生活を始める人にとって、今回の情報が参考になることを願っています。

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